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【スマートアグリ】

 ITを駆使した農業のこと。スマート・アグリカルチャー(Smart Agriculture)を略してスマートアグリという。この場合の Smart は「賢明な」とか「情報処理技術に対応した」といった意味。

商品価値のある野菜や果物を作るには、その土地の特性や気候をよく理解して、その条件にあった作物を育てることが大切だ。そして何より、きめ細かな日々の管理が欠かせない。

現実には、頻繁に作物の状態を見てまわり、水や肥料、農薬などを適切なタイミングで適量を与える必要がある。それでも収穫量や販売価格は、天候や災害に大きく影響される。

しかし最近は、いわゆるハウス栽培で、種まきから収穫まで、気温や湿度、養分などを管理して農作業全体をシステム化する技術が発達してきている。LED照明を使って光を当てる量や時間を調整したり、空調も自動化するといった技術が実用化している。

もちろん、これらの情報は各種センサーで自動的に収集され、事務所や自宅のコンピュータで監視できる。その結果、経験と勘に頼っていた部分を数値で管理して作業を標準化することが可能になってきた。ここれらあたりが、現在のスマートアグリのイメージだろう。

こうした技術の先に植物工場がある。そして、砂漠の真ん中でも一年中、品質の安定した野菜や果物を計画的に収穫できるようになる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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