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【スイッチ】

  • ネットワークスイッチ

 通常、照明器具や電気製品のオン/オフを切り替える部品をスイッチと呼ぶことが多い。もう少し広げても、機能や用途、行く先を切り替える装置をスイッチというのが一般的だ。

 しかし IT の世界、特に情報通信やネットワークの分野でスイッチというと、かなり限定的な機能を持った装置や部品、あるいは機能を指す。

 通信ネットワークは、小規模LAN だと接続機器が数台のものもある。しかし現在は、無数ともいえるほど膨大な数の機器が相互接続されたネットワークが広がっている。その代表としてインターネットがある。

 たとえば数人のオフィスなら、特定の人に声をかけるときも全員に聞こえるように「○○さん」と呼びかければすむ。しかし、大きな組織だと、あるいは遠隔地にいる人と連絡を取るときは、相手を特定して電話をかけたり電子メールを送るといったことが必要になる。

 同様に、小さなネットワークなら接続されているすべての機器にデータを流して、受け取り側が「自分宛てだ」と判断して受信する方法が使える。たとえば、リピーターハブと呼ばれる機器はこの方式だ。

 しかし大きなネットワークでは、最初は相手を特定するために全体に呼びかけても、実際に通信するときはデータの宛先を確認して送り手と受け手をつなぎ、1対1 で送受信する方式が普通になっている。そして、次に通信する際には送信先を切り替える。

 こうした接続先の切り替え機能を持った機器を、情報通信の分野ではスイッチと呼んでいる。ネットワークスイッチや LANスイッチと呼ばれることもある。代表的な機器としてスイッチングハブがある。

 現在、データセンターや SNSサービスなどでは、膨大な通信量に対応した大掛かりなスイッチ装置が不可欠になっている。また、そうしたスイッチを効率的に運用する技術も重要になっている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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