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【コリジョンドメイン】

 コリジョン(collision)は「衝突」という意味で、ドメイン(domain)は「範囲」「領域」といった意味。そして、コンピュータ・ネットワークの中で送信されたデータの衝突が起こる範囲をコリジョンドメインという。

 シンプルなネットワークでは、他の機器と通信するとき、すべての機器にデータを送り、受信する側の機器が「あ、自分宛てだ」と判断してデータを受け取るしくみになっている。自分宛てでなければ破棄する。

 たとえば、A、B、C、D、4台のパソコンがあって、A から C にデータを送るとき、同時に B と D にも同じデータが送られる。そして C は受信して、B と D は届いたデータを破棄する。

 このとき運悪く、まったく同時に D から B にもデータを発信したとしよう。すると、A から発信されたデータと D から発信されたデータがネットワークの中で衝突して通信できない。これがコリジョンで、この場合は 4台すべてがコリジョンドメインの中にあることになる。

 4台のネットワークなら少しタイミングをズラして再送信すれば済む。しかし、接続されている機器が増えてくると頻繁にコリジョンが発生するようになる。また、リピーターなどの機器を使って他のネットワークと接続していると、さらにコリジョンドメインが広くなる。

 これを避けるには、ブリッジや LANスイッチ、ルーターといった機器を使ってコリジョンが発生する範囲を限定するといい。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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