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【カラム型データベース】

  • カラムストア型データベース
  • カラムナデータベース
  • 列指向データベース

 どの言い方でも同じ意味で、同じ種類の(あるいは同じ特徴を持った)データベースを表している。カラム(Column)は、データベースの行と列のうち「列」を意味する言葉で、本来は建物の円柱などのこと。カラムナ(Columnar)は、その形容詞形で「円柱状の」といった意味。

 業務用のデータベースは普通、縦横にマス目が並んだ表のような状態になっている。その横一列を「行」といって、縦一列を「列」という。そして、横方向に1件分の情報を並べて管理するのが一般的だ。

 たとえば、簡単な住所録を考えてみよう。横方向に、名前、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレスといった項目を並べて、各行に 1人分の情報を入れて行く。データを削除したり取り出して印刷するときも、 1人分ずつ、つまり行単位で操作する。

 そのため従来型のデータベースは、このように1行ずつデータを保存する方式になっている。当然、この方が管理しやすいし、操作しやすいというメリットがあった。

 しかし、たとえば名前だけの一覧表を作りたいとか、メールアドレスだけ取り出して使いたいといった場合、それぞれ1人分のデータの中から該当する部分だけ抜き出す作業が発生する。

 簡単な住所録なら大した問題でなないものの、これが何万件もの情報が入力された商品管理システム、何百万件分もの情報が記録された取引データだったら、それ相応の手間になる。もちろん人間ではなくコンピュータが行うわけだけど、時間だけでなくメモリー容量も必要となる。

 そのため列方向、つまり名前なら名前、商品名なら商品名をまとめて取り出しやすくした、そういう形式でデータを保存するデータベースが使われるようになってきた。これを、行指向データベースあるいはカラム型データベースなどと呼んでいる。

 行指向データベースのメリットして、たとえば商品管理システムなら商品名と直近の販売数だけ取り出すといったことが簡単にできる。そのため、いわゆるBIツール(ビジネスインテリジェンス・ツール)と呼ばれる分析用のソフトウェアやアプリで利用しやすい。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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