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【オートスケール】

  • スケールアウト

 オートスケールは、クラウドコンピューティングで利用しているサーバーなどの台数を自動的に増減する技術、あるいはサービス。

 たとえば、社内に ウェブサーバーを置いてウェブサイト(いわゆるホームページ)を運営している場合、何かの理由で急にアクセス数が増えたからといって一時的に台数を増やしたり回線を増強するのは難しい。一般的には、ほとんど不可能に近い。

 それが、新製品情報の閲覧や問合せだったら、お客様を待たせたり、最悪の場合は情報を提供できなくなって、せっかくのビジネスチャンスを逃すことになりかねない。

 しかし、クラウドでウェブサイトを運営していて、なおかつオートスケールに対応していれば、アクセス数が増えたら自動的にウェブサーバーの数を増やし、アクセス数が減ったら自動的に減らすといったことができる。こうした仕組みやサービスをオートスケールという。

 機会喪失を防ぐだけでなく、ピーク時(最もアクセス数が多いとき)に合わせて機器や回線を用意する必要がなくなるので運営コストも抑えることができる。

 どのくらい負荷がかかったら増やすか、どのくらい下がったら減らすといったことを、しきい値としてあらかじめ指定できるので、管理者の負担を軽減することもできる。

 以上、サーバーを例に説明したけど、より直接的に稼働する CPU の数やメモリー容量を自動的に増やしたり減らしたりするサービスもある。むしろ、こうした機能をオートスケールと言っていることもある。

 なお、もともとクラウドの環境でサーバーや回線などを増強することをスケールアウトという。そのため、「オートスケールを利用すると、負荷が上昇したとき自動的にスケールアウトする」といったりする。

 逆に、減らすときは「縮退」とか「消減」といった言い方をすることが多い。しかし、スケールアウトの反対語は特に決まっていないように思う。

 オートスケールのサービスによっては、スケールアップ/スケールダウンといっていることもある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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