【飛ばす】
半導体部品を誤ってダメにしてしまうこと。
普通にパソコンを使っている分には、まず心配ない。しかし、本体を開けて部品を足したり組み替えたりしているような人は、誤って飛ばすことがたまにある。
たとえば、メモリーという部品は、一般のユーザーでも簡単に増設できる。自分が使っているパソコンにあったメモリー部品を買ってきて、パソコン本体を開き、メモリー専用のスロットに差し込めばいい。
この作業自体は難しくないけど、静電気には十分に気をつけないといけない。特に冬場、ドアノブなどに触るとパチッとくる人は要注意だ。メモリー部品にパチッとやると、一瞬にしてダメになってしまう。で、これを「メモリーを飛ばした」という。予防のため、事前に別の金属に触って身体に帯電している静電気を逃がしておこう。
あるいは、マザーボード上にBIOSというデータを記録した半導体部品が取り付けられている。BIOS は、パソコンの電源を入れたとき最初に必要となる大事なプログラム。
で、BIOS もソフトの一種なのでパージョンアップがある。といっても、普通にパソコンを使っている分には気にする必要ない。しかし、あれこれ部品を組み替えてパソコンを性能アップしよう、なんてことをやっていると、より新しい BIOS に入れ替えることがある。
BIOS のバージョンアップは、ある程度のパソコンの知識があればできる。しかし問題は、書き換え中に停電とか、ブレーカーが落ちたとか、コンセントが抜けたといった理由でパソコンが止まってしまった場合。こうなると BIOS が不完全な状態になって、パソコンを起動できなくなる。このようなときも「飛ばした」という。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































