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【電子シャッター】

 デジタルカメラに採用されているシャッターの方式。

 シャッターはもともと、フィルムカメラでフィルムに光が当たるのを遮る幕のこと。そして、シャッターボタンを押すと設定された時間(1/60秒とか1/250秒とか)、シャッターが開いてフィルムに露光させる。このような仕組みを、メカニカルシャッターと呼ぶ。

 デジタルカメラは、CCD や CMOSセンサーで受けた光を電気信号にして画像を記録している。そのため、まず電気を放電して(空の状態にして)光を受け、一定時間後に溜まった電気量を取り出すという方式を採っている。

 この場合、光を溜めている時間が実質的なシャッタースピードということになる。つまり、デジタルカメラには、実際にはシャッターが存在しない。そして、このような方式を電子シャッターと呼ぶ。

 電子シャッターのメリットは、メカニカルシャッターのような複雑な機構がいらないこと。そのため、カメラ本体を小さくできる。

 しかし電子シャッターでは、画面に強い光が入ると電気量があふれて縦に白い線が出ることがある。これを、スミアという。これを防止するため、メカニカルシャッターを併用しているデジタルカメラもある。

 なお、従来のフィルムカメラで電子シャッターというと、シャッターの開閉に電子制御を使っているものを指す。この場合も、機構的にはメカニカルシャッターだ。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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