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【通信速度】

 たとえばインターネットに接続したとき、1秒間にどれだけデータを送受信できるか表したものを通信速度という。LANで接続したコンピュータ同士のデータ交換や、パソコンからプリンタへ印刷データを送るときの速度なども通信速度という。

 また今は、無線LAN、携帯電話やスマートフォンやタブレット端末による電子メールやデータ通信も普及している。こうした無線通信でも、1秒間に送受信できるデータ量を通信速度として表す。

 いずれの場合も、bpsという単位を使う。もちろん、通信速度を表す数字が大きいほど速くて快適。一般の電話回線(アナログ回線)を使ったインターネット接続は、最高で 56000bps だった。これを 56kbps とも書く。k は「キロ」で、1000 という意味。そして、この通信速度に対応したモデムを一般に 56Kモデムと呼んでいた。

 ISDN回線だと通常で 64kbps、MPという方法を使うと 128kbps までいく。ADSL の場合は、1.5Mbps、8Mbps、12Mbps、24Mbps、40Mbpsといった速度になる。M(メガ)は 100万を表す単位なので、1.5Mbpsは 1,500,000bps、これは 56kbps の約27倍だ。ただしこれは理論値で、実際はここまで速くない。光ファイバーを使ったBフレッツや専用線接続という方法だと、さらに速い通信速度を得ることができる。

 パソコンと周辺機器の間や、LAN で結ばれたパソコン同士の通信速度も Mbps で表される。中低速用の規格といわれた従来のUSB(1.1)の場合、低速モードで 1.5Mbps、高速モードだと 12Mbps 。高速化された USB2.0 だと最高480Mbps、USB3.0 では 5Gbps になる。LANの場合も、当初の10BASE-Tという方式で10Mbps、次の100BASE-TX で 100Mbps、1000BASE-T で 1Gbps と進化している。

 無線LAN は、当初の IEEE802.11b で 11Mbps、11g と 11a で 54Mbps、11n で 150~450Mbps と速度が上がってきた。といっても、これらは理論値で実際にはここまで出ない。しかし、11n では光回線より高速な無線通信も可能なので、インターネット利用も快適だ。

 携帯電話やスマートフォンの場合、NTTドコモの FOMA で下り最大 7.2Mbps、LTE に対応した Xi で下り最大 37.5Mbps といったところ。やはり順次、通信速度が上がっている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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