【透過原稿ユニット】
- 透過原稿
スキャナに関連して出てくる言葉。透過原稿は、ネガフィルムやポジ(スライド)フィルムのように光を通す原稿のこと。プリントされた写真や印刷物は光を通さない。これらは反射原稿と呼ばれる。そして、大部分のスキャナは反射原稿に対応している。
フィルムの写真をパソコンに読み込むとき、本来はフィルムスキャナと呼ばれる専用のスキャナを使う。しかし、透過原稿に対応したフラットベッドスキャナなら写真フィルムを読み取ることもできる。
普通、フラットベッドスキャナは、反射原稿に光をあてて画像を読み取っている。一方、透過原稿の場合は、原稿を通り抜けてきた光を読み取る。そして、そのための装置を透過原稿ユニットという。
ユニットは、ひとかたまりの部品とか装置といった意味。以前は、別売りの透過原稿ユニットを後付けする方式が一般的だった。最近は、最初からセットになっていたり、ふたの部分に透過原稿ユニットが組み込まれたスキャナが増えている。
現在、一般的なフィルムスキャナが10万円近くするのに対して、透過原稿ユニットはフラットベッドスキャナ(数万円)にプラス1万円くらいで買える(別売りタイプの場合)。つまり安い。そのうえ、印刷された原稿(反射原稿)にも対応できるので用途が広い。
ただし、専用のフィルムスキャナに比べるとフラットベッドスキャナは読み取り精度(解像度)が低い。ガラス面を通して読み取るため、画像が甘くなったり干渉模様が出ることがある、といったマイナス面もある。
一方、フラットベッドスキャナに透過原稿ユニットを組み合わせると、中判(ブローニー判)や大判(4×5など)のフィルムにも手軽に対応できるといったメリットがある。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































