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【超低電圧版モバイルPentium III-M】

  • 低電圧版モバイルPentium III-M

 モバイルPentium III は、別のページでも説明しているようにノートパソコン向けの CPU。デスクトップパソコン向けの CPU より薄くて消費電力が少ない。

 低電圧版モバイルPentium III-M や超低電圧版Pentium III-M は、CPU が仕事をするときの電圧を下げることで、さらに省電力にしたノートパソコン向けの CPU だ。

 パソコンといえばデスクトップ型という時代は終わった。特に日本ではノートパソコンの人気が高くて、市販パソコンの半分を超えている。で、ノートパソコンをバッテリーで使う場合、CPU の電気使用量が稼働時間に大きく影響する。

 また CPU は、かなり熱を出す。本体が小さいノートパソコンでは、できるだけ発熱の少ない CPU を使いたい。というのも、本体に熱がこもると動きが不安定になる。その対策として廃熱機能を付けると、その分、本体が大きくなるし、ファンをまわすと電気を使う。

 こうした厳しい条件に応えるために、従来のモバイルPentium III より作業中の電圧を下げて消費電力や発熱を抑えたのが低電圧版モバイルPentium III-M だ。超低電圧版モバイルPentium III-M は、さらに低い電圧で動くように作られている。

 従来版、低電圧版、超低電圧版と、電圧が下がるにつれて対応するクロック周波数も低くなっている。しかし今の CPU は、ワープロや表計算、電子メールといった一般的な使い方なら、まったく問題ない性能がある。そのため、むやみに高性能な CPU より、少し性能が低くてもバッテリーで長時間使える方がありがたいケースが少なくない。

 低電圧版モバイルPentium III-M や超低電圧版Pentium III-M には、具体的には拡張版SpeedStep とか Deeper Sleepモードといった省電力技術が使われている。

 また、2003年3月に登場したペンティアムM というノートパソコン向け CPU にも、通常版のほか、低電圧版と超低電圧版がある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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