
パソコンを使っていて、解像度という言葉に出会うのは次の4つのケース。画面表示(ディスプレイ)、プリンタ、スキャナ、それとデジタルカメラだ。
まずディスプレイ。画面上に、どのくらいたくさんの情報を表示できるかを表す。パソコンの画面は小さな光の点(ドット)でできている。この点を画素という。で、この点がたくさん集まって文字や画像を表示している。その点の数、というか数が多いことによってどのくらい細かく情報を表示できるかを解像度という言葉で表す。
基本は横640ドット、縦480ドット。これをVGAという。しかし今や、こんなに解像度が低いパソコンはまずない。小型のノートパソコンでも800×600ドット(SVGA)から。一般的なノートパソコンや液晶モニターだと1024×768ドット(XGA)が多い。最近はワイド画面の人気が高くて、ノートパソコンでも1280×800ドット(WXGA)が標準といっていい状況だ。
さらに大型のディスプレイだと、1280×1024ドットや1600×1200ドットもOK。今は、フルハイビジョンに対応した 1920×1200ドットの液晶モニターも普及しつつある。このように、たくさんの情報を表示できることを「解像度が高い」という。
CRTディスプレイの場合、使い方に応じて解像度を変えることができた。一般的には、解像度が高い(ドット数が多い)方がいい。しかし、小さなディスプレイで解像度を上げると文字が小さくて読みにくい。
次にプリンタ。どのくらい細かく(精細に)印刷できるかをdpiという単位で表す。dpiはドット・パー・インチの略で、1インチあたりのドット数を表す。つまり1200dpiなら、1インチのあいだに最大1200個の点が並ぶということ。当然、解像度が高いほど、きれいに印刷できる。
スキャナの場合もプリンタに近い。スキャナは画像を読み取る装置なので、1インチあたり何ドットの点を読み取れるかが、そのスキャナの性能になる。現在、一般的なスキャナは1200〜2400dpi程度。業務用だと、もっと解像度の高い機種もある。
最後にデジタルカメラ。これは撮影した画像の大きさが何ドット×何ドットかを表す。画素数が多いほど撮影した写真も大きくなる。つまり、ドット数が増えて解像度が上がる。200万画素クラスのデジカメだと1600×1200ドットくらい。ただし記録枚数を優先して、640×480ドットや1024×768ドットにも設定できる機種が多い。画素数=解像度ではないことに気をつけよう。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修