用語解説辞典

用語解説辞典 知りたい用語はここで検索

用語解説辞典トップに戻る

【翻訳ソフト】

  • 翻訳支援ソフト

 読んで字のごとく、異なる言語を訳すためのソフト。やはり、英和(英語→日本語)と和英(日本語→英語)に対応したソフトが多いけど、韓国語や中国語、フランス語やドイツ語などに対応したソフトもある。

 基本的には、パソコンに入力されているテキストデータを翻訳する。たとえば、英語のホームページや英文の電子メールを翻訳して日本語で読むとか、自分で書いた日本語のレポートや電子メールを英文に変換するとか、そういった使い方が多いだろう。ホームページを、そのまま翻訳できるソフトも多い。

 今は、音声入力ソフトも市販されている。これを使ってパソコンのマイクに向かって話すと、それがテキストデータになる。また、テキストデータを読み上げるソフトもある。これらを組み合わせれば、日本語で話した言葉が翻訳されて、パソコンが英語や中国語をしゃべるといったことも可能だ。自動通訳機が現実のものになる。

 しかし実際には、まず音声入力の精度が、まだ十分に実用的といえるレベルになっていない。翻訳ソフトの実用性は、さらに低い。特に日本語は同音異義語が多いので、音声入力の段階でパソコン(ソフト)が間違えると、翻訳の段階でますます変なことになる。実用的な自動通訳機が登場するのは、もう少し先になりそうだ。

 さて、翻訳の精度だけど、英文和訳はザッと意味がとれるくらい。どんな話題について書いてあるのか分かる程度だ。長い文や複雑な文になるほど、意味不明の日本語になってしまう。

 和文英訳に使う場合は、最初から簡潔で英文直訳ふうの日本語を書くといい結果が出やすい。和文英訳の機能は、ある程度、英語ができる人が、英文の下書きに使うケースが多いといわれる。つまり、後で手直しすることを前提に翻訳ソフトを使っているわけだ。そのため、翻訳支援ソフトと呼ぶこともある。

 英語が苦手な人が、翻訳ソフトで変換した英文をそのまま電子メールなどで海外や外国人へ送るのは、かなり危ないと思う。意味が伝わらなかったり、勘違いされたり、失礼なことになったり、大笑いのタネになったりする危険性がある。これは、翻訳ソフトで英文和訳した文章を読んで、その逆(和文英訳)も同じくらいの翻訳精度だと思えば想像がつく。

ほの一覧に戻る

用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

page top