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【秘密鍵暗号化方式】

  • 公開鍵暗号化方式
  • 暗号化

 現在、インターネットを通じて膨大な情報が世界中を駆けめぐっている。ところが、この情報は他人に見られやすい。たとえば電子メール。プロバイダーとか会社や学校のシステム管理者が内容を読もうと思えば読めてしまう。いわば、郵便ハガキのようなものだ。

 そのため、電子メールやクレジットカード番号などを送るとき、途中で見られても理解できないように変換して送受信する方法が広まっている。この、理解できない状態にすることを暗号化という。

 もっとも古典的な暗号化の例として、文字をズラす方法がある。たとえば「Internet」を1文字ずつ後にずらすと「Joufsofu」となって、意味不明の単語になる。この状態で送って、受け取った相手は逆方向に1文字ずらせば解読できる。もちろん今は、もっともっと複雑な方法で暗号化している。

 具体的には、元の文章に一定のルールで数字などを足したり掛けたり、文字の位置を入れ替えたりすることで、意味不明の文字の羅列にすることが多い。この足したり掛けたりするデータを「鍵」という。

 普通は、暗号化するときに使う鍵と、暗号化された文章を復元するときに使う鍵は、同じものを使うことが多い。したがって、電子メールを送る人と受け取る人が同じ鍵を持っている必要がある。この方法を「秘密鍵暗号化方式」という。この鍵を他人に盗まれると、解読される可能性があるので、当事者だけの秘密にしておくわけだ。

 秘密鍵暗号化方式は分かりやすい方法だけど、鍵を盗まれると秘密を守れない。また、連絡を取る相手の数だけ鍵を用意しないとならないといった管理上の問題もある。

 そこで、自分だけが持つ秘密鍵と、自分以外の人に配布する公開鍵を組み合わせた方法が考え出された。これを「公開鍵暗号化方式」という。詳しくは、公開鍵と秘密鍵のページで。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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