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【浮動小数点演算】

  • FPU
  • コプロ
  • コプロセッサー

 浮動小数点演算は、小数点が付いた数字をコンピュータにとって都合のいい形にして計算すること。そして、FPUとかコプロセッサーというのは、その計算速度を高めるための専用部品。

 浮動小数点というのは、数字の表し方のひとつ。たとえば、3456.7を「3.4567×10の3乗」というように表す。この説明文では小さい数字の表記ができないから「10の3乗」なんて書いているけど、本当は10の右肩に小さい3が付いていると思ってほしい。

 浮動小数点演算というのは、コンピュータが計算するとき、数字を浮動小数点の方式に変換して計算すること。たとえば3Dの画像を描くような場合は、こうした計算がたくさん必要になる。もちろん、メリットがあるからそうするんだけど、実は、これはコンピュータにとってもややこしい仕事だ。

 そのため、普通のCPUとは別に、浮動小数点演算専用の部品が付けられるようになった。その部品をFPUという。FPUは、Floating point Processing Unit の略。ただし今のCPUは、最初から内部にFPU機能を持っている。だから、わざわざ「FPU付き」なんて言うこともなくなった(昔は言ったけどね)。

 それと、このようにCPUの機能を強化する部品を総称して、コプロセッサー(略してコプロ)という。FPUは、もっとも代表的なコプロセッサーのひとつなんだけど、一般には「コプロ付き」といえば「FPU付き」と同じ意味に解釈されることが多かった。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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