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【染料系インク】

 インクジェットプリンタのインクの種類を表す言葉。このほかに顔料系インクというのがある。これまで、ほとんどの機種が染料系インクを使ってきた。そして今も、染料系インクが主流だ。

 インクというのは、溶剤と呼ばれる液体に小さな色のツブツブを溶かしたもの。そして印刷するということは、この色のツブツブを紙に染み込ませたり、表面に定着させたりすることだ。

 染料系インクは、顔料系インクより色のツブツブがはるかに小さい。そのため、吹き出すインクの量を減らして印刷解像度を上げるのに都合がよかった。そして、カラー印刷もキレイに仕上がる。

 ただし、耐光性が悪いのが最大の弱点だ。最近は、20年以上の長期保存が可能としているプリンタも多いけど、これは理想的な状態で保存したときの話。壁に貼っておくと、数ヶ月で退色を感じることもある。

 また、文字を印刷すると黒にしまりがないとか、ニジミが出やすいといった問題もある。特に、普通紙に印刷するとニジミやすい。そのため最近は、カラーは染料系インクを使って黒だけ顔料系インクを使うプリンタもある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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