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【有効画素数】

  • 総画素数
  • 記録画素数

 主に、デジタルカメラのCCDに関して使われる言葉。

 CCDは、光を感じとって電気信号に変換する部品で、デジタルカメラでは従来のカメラのフィルムに相当する。実際には、光を感じる小さな眼のようなものがたくさん並んでいて、この眼のようなものを画素という。

 デジタルカメラが普及しはじめたころは、数十万画素の機種が多かった。今は、200万から300万画素クラスが一般的で、400万画素以上の高画質モデルも増えている。ところが、カタログや広告をよく見ると、総画素数と有効画素数とふたつの記載がある。

 総画素数は、そのデジタルカメラに組み込まれているCCD全体の画素数を表している。しかし実際に写真を撮るときは、その画素をすべて使うわけではない。CCDの周囲の部分に使わない画素もあって、それを差し引いた実質的な画素数が有効画素数になる。

 たとえば、A4サイズの紙に文書を印刷すると周囲に余白ができる。これは、プリンタが紙のフチまで印刷できないという事情もあるし、本当にギリギリまで印刷すると文字が欠ける可能性もある。同じように、デジタルカメラもCCD全体を使うのではなく、周囲に余裕を残して中央部を使うようになっている。

 従来、デジタルカメラのカタログや広告では、総画素数を大きく表記することが多かった。その方が、数字が大きい。しかし、日本写真機工業会(JCIA)という団体が2001年7月に「有効画素数数を優先的に表示/表記する」というガイドラインを出して、2001年9月からは有効画素数の表記が優先されるようになっている。

 なお、記録画素数という言葉を使うこともある。これは一般に、写した写真が縦横何ドットの画像データとして記録されるかを示している。たとえば、2048×1536ドット、1280×960ドット、640×480ドットといった感じ。最近は、状況に応じて記録画素数を選べる(設定を変えられる)デジタルカメラが多い。有効画素数が多いほど、大きな画像として記録される。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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