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【帯域制御】

 インターネットに代表されるコンピュータ・ネットワークは、さまざまな通信速度の回線が複雑に接続されている。

 そしてコンピュータ・ネットワークには、多様なデータが流れている。その中には、重要なものもあれば、そうでもないものもある。あるいは、遅れては困るものもあれば、遅れても支障の少ないものもある。

 こうした状況の中で、重要なデータや優先順位の高いデータがスムーズに流れるよう交通整理する技術が帯域制御だ。一般に、QoS(クオリティ・オブ・サービス)と呼ばれる機能と、ほぼ同じ意味だと思っていい。

 遅れては困るデータとして、たとえば音声通話や映像をリアルタイムで配信するサービスがある。一般企業では、基幹系データなどは優先したいもののひとつだろう。逆に、ファイルのダウンロードなどは多少時間がかかってもいい。

 送受信するデータが途中で滞留すると、時間切れでデータが破棄されることもある。そうするとデータが再送信されて、ますますネットワーク上を流れるデータが増えるなんてことが起こる。

 こうした問題は、主にネットワークとネットワークをつなぐ要の部分、具体的にはルーターなどで発生する。そのため、高機能なルーターには帯域制御の機能が搭載されていることが多い。

 あるいは、帯域制御専用の装置を使うこともある。また、OS(基本ソフト)などに専用ソフトを追加して帯域制御の機能を実現することも可能。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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