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【学習機能】

 日本語入力ソフトに備わっている機能のひとつ。といっても、この機能を呼び出したり画面に表示することはできない。でも、いつも気がつかないままお世話になっている。

 たとえば「安倍」という名前を書くとき、「あべ」と入力して変換すると普通は最初に「阿部」と出ると思う。しかし「安倍」を選んで確定すると、次からは「安倍」が最初に出て、「阿部」は2番目に出るようになる。

 これが典型的な学習機能の例だ。つまり、入力している人がどの文字を優先的に使うかソフトが「学習」したわけ。もちろん「習慣」と「週刊」など、一般的な語句でも同じ機能が働く。

 さらに最近では、「今日は医者へ行った」と「今日歯医者へ行った」というような文節の区切り位置まで学習するようになっている。

 こうしたことが繰り返されることによって、どんどん自分の使い方に合ってきて、スムーズに日本語を入力できるようになっていく。ところが、使い方によっては逆効果になることもある。

 たとえば「今日は医者へ」と書くつもりで「きょうはいしゃへ」と入力して変換したら「今日敗者へ」と変換されたとしよう。ここで正しい文字に変換しないで確定してしまうと、この間違った状態が学習されてしまう。そうすると次に入力したときも、最初に「今日敗者へ」が出てきてしまう。

 こうしたことが繰り返されると、どんどん使いにくくなる。最初は面倒でも、必ず正しい状態で変換するよう心がけよう。そうすると、どんどん自分の使い方に合ってくる。これを「日本語入力ソフトを鍛える」なんて言うこともある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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