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【多値化】

 多値化(たちか)とは、主にフラッシュメモリーの容量を増やすために使われている技術。デジタル通信の容量を増やすために使われることもある。

 メモリーの中にはセルと呼ばれる小さな区切りがたくさんあって、そのひとつひとつが 0 か 1 の状態を保つことで、1ビットの情報を記録している。具体的には、ひとつのセルの中に電子があるか、ないかで 0 と 1 を区別していると思ってほしい。

 そして、もし「ある」か「ない」かの 2種類だけでなく、「ない」「少しある」「かなりある」「満タン」という 4つの状態を記録して識別できたらどうだろう。ひとつのセルで従来の 2倍、2ビットの情報を記録できることになる。つまり、同じ大きさのフラッシュメモリーで、記憶容量を 2倍に増やすことができる。これが、多値化だ。

 もちろん今後、より多値化の精度が上がれば、ひとつのセルに 4ビットや 8ビットの情報を記録できるようになる。そうすれば、ますます大容量化が可能になる。

 デジタル通信の多値化は、同じ周波数の電波を少しずつズラすことで、従来は 1ビット分だった電波に 2ビット分や 4ビット分の情報を乗せて送る。その結果、通信速度を速くすることができる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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