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【光配線】

 読んで字のごとく、光ケーブルで配線すること。ただし、極短距離から長距離まで、いろいろな種類がある。

 従来、情報通信の基本は電気信号か電波だった。

 さまざまな機械に組み込まれているプリント基板の上では、メタル(金属)配線の中を電気信号が行き来している。機器と機器をつなぐのも電気配線だし、電話のように長距離をつなぐのも電気だった。

 一方、いわゆる無線通信は電波を使う。携帯電話もしかり。

 しかし最近は、電気や電波のほかに、光を使って通信する技術も普及している。その代表が、光ファイバーによる高速通信網のサービスだろう。NTT東日本/西日本が提供しているBフレッツも、その一例だ。

 しかし一般に、コンピュータやエレクトロニクスの業界で光配線といった場合、もっと短距離の配線を指すことが多い。最短の場合は、ひとつの基盤の上の配線を光ケーブルにすることを光配線という。

 半導体部品の高性能化に伴って、電気配線より高速に信号を伝送する技術が求められるようになった。そこで、プリント基盤の上で光配線を使って半導体をつなぐ技術が実用化しつつある。ただし、電気信号を光に変換するための部品が必要で、コストがかかるのが難点だ。

 次に、基盤と基盤の間を光配線にする技術がある。たとえばサーバーも、ひとつのラックに何十枚もの基盤を挿して、その1枚1枚がコンピュータといった例が増えている。それらの基盤を相互接続するときも、光配線にすると高速化が可能だ。

 さらに、同じフロアにあるパソコンとパソコン、サーバーとサーバー、サーバーとパソコンなどを相互接続するときも、今のLANケーブルに替えて光配線にできる。

 通常、光配線というと、このあたりまでの距離を指す。

 ただ、Bフレッツでマンションタイプの場合、各部屋まで光ファイバーを引き込むことを「光配線方式」と呼んでいる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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