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【ワンストップサービス】

 英語で書くと One Stop Service で、「一度で用が足りるサービス」といった意味。もともとはマーケティングの用語で、たとえば大型のショッピングモールなどが典型的なワンストップ型のサービスといえる。

 以前は、買い物をするとき、買いたい商品を売っている専門店に行く必要があった。しかし今は、大型のショッピングセンターやショッピングモールに行けば、食料品や衣料品、生活用品など日常生活に必要なものがほどんど買える。つまり、そこに立ち寄れば1ヶ所で用が済むということだ。

 このほか注目されているものに、行政のワンストップサービスがある。役所でも従来は、さまざまな手続きの窓口が分かれていて、住民があっちこっち行ったり来たりしないといけなかった。そこで、引越しなら引越し、税金なら税金など関連した手続きは、ひとつの窓口で行えるようにしたり、情報システムを使って一度に手続きできるようにしたりする取組みがみられる。

 IT業界では、主に2つの意味がある。まず、IT機器の販売を行っている企業が情報システムのハードウェアやソフトウェア、通信サービスなどをまとめて提供すること。特に、異なるメーカーの製品を統合して販売することをワンストップサービスというケースが多い。

 もうひとつは、インターネット上の情報サービスなどで一度ログオンの操作をすると、複数のサービスが利用できる形態を指す。具体的には、シングルサインオンを参照してほしい。

 このほか、保険の業界でも、さまざまな保険を同時に扱って一回の手続きで済むようにすることをワンストップサービスというし、自動車業界でも新車登録などの手続きを一回で済むようにしたものをワンストップサービスといっている。ほかの業界でも、同じような言い方が出てくるだろう。

 このようなワンストップサービスを実現すると、顧客の利便性が高まるだけでなく、提供する企業側にも顧客の囲い込みができるというメリットがある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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