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【レピュテーション】

  • レピュテーションサービス

 電子メールの発信元やウェブサイトの信頼性を測る仕組みのひとつ。また、その信頼性を測るためのデータを提供するサービス。

 インターネット上を流れる迷惑メール(スパム)の数は増え続けている。スパムも電子メールなので、インターネットに接続されたメールサーバーから発信される。

 また、ページを開いただけでウイルスに感染したり、だましてマルウエアを送り込んでくるような悪質なウェブサイトもある。ウェブサイトのデータは、ウェブサーバーに保管されている。

 そのため、ウイルス対策などのセキュリティソフトや、プロバイダーなどが提供するセキュリティサービスが、相手のサーバーの信頼度をチェックして迷惑メールの受け取りや危険なサイトへの接続を拒む方式を取り入れるようになった。これを、レピュテーションと呼ぶ。

 レピュテーション(reputation)は、英語で「評判」とか「名声」という意味。つまり、電子メールの送信元が評判の悪いサーバーでないか、アクセスしようとしているウェブサイトが悪評高いサイトではないか、そういった点をチェックして情報として提供する。

 たとえば、迷惑メールを送るときは、短時間に膨大な量のメールを送信する。そして、役割りを終えたサーバーはすぐに撤去されたりする。逆に考えると、長期間設置されていて、常識的な量のメールを送受信しているサーバーは怪しくない。もちろん、過去に迷惑メールを送ったことが明らかな場合は、かなり危険と判断される。

 こうした情報はデータベースで管理されて、その危険度が点数で評価される。そして、こうした情報を提供することをレピュテーションサービスと呼ぶ。

 ただし、レピュテーションサービスを利用しても、その情報をどう活用するかはユーザーしだい。どんなメールも見逃したくないなら信頼性の低いサーバーから来たメールも受け取るし、迷惑メールのブロックを優先するなら信頼性の高いサーバーから来たメールだけ受け取る。その代わり、一部のメールを受け取り損ねる可能性がある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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