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【レガシーマイグレーション】

 レガシーとマイグレーションは、それぞれ別のページで説明している。その説明はパソコン関連のレガシーが中心だけど、ここでいうレガシーはメインフレームやオフィスコンピュータ(オフコン)が対象になる。

 レガシーは、時代遅れになってしまった過去の遺産のこと。マイグレーションは、プログラムやデータを新しい情報システムに移行することだ。

 かつて企業の情報システムといえば、メインフレームと呼ばれる大型コンピュータが主役だった。もう少し小規模なものだと、一般に「オフコン」と呼ばれた中型コンピュータがたくさん使われていた。

 今は、UNIX やウィンドウズで稼動するサーバーが主流になっている。しかし、売り上げ管理などの基幹業務では、今も現役でメインフレームやオフコンが動いていることがある。

 こうした古い情報システムを、オープンシステムと呼ばれる現在主流の情報システムに移行させることをレガシーマイグレーションという。

 メインフレームで動く古い情報システムは、長い間、修正や拡張を繰り返してきたものが多い。メモリー容量やディスク容量が少ないといった過去の制約に縛られて、構造が複雑になっているケースもある。

 そのため通常、こうしたシステムには多額の維持費がかかっている。これらを、現在主流のシステムに移行すると、コスト削減効果が高い。

 一方で、長年に渡って改良を続けてきたシステムは、その会社独自のビジネススタイルに合っている。そのため、会社としては手放したくない事情もある。また、新システムに移行するとなると不具合など新たなリスクが発生する可能性も考えないといけない。

 なお、狭義のレガシーマイグレーションは、コボルなどの古いプログラム言語で書かれたプログラムを自動変換で新システムに移行させることを指すケースが多い。しかし広義では、仕事の行程を見直して新しい情報システムを作り直すことまで含めるケースもある。その中間の方法として、仕事のやり方は変えずに情報システムだけ新しくしたり、部分的に作り直すようなケースもある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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