【レイヤー】
レイヤー(layer)は本来、「層」とか「塗り重ね」といった意味。パソコンの世界では、グラフィックソフトやCADソフトの機能として登場する。
アニメーションのセル画を思い浮かべてほしい。背景は背景として描いて、登場人物は透明のセルに別に描く。そして背景の上に登場人物を重ねて撮影する仕組みだ。
パソコン用のグラフィックソフトにも、高性能製品を中心に同様の機能がある。そして、このセル画のような機能をレイヤーと呼んでいる。といっても、実際に透明のセルに描くわけではなくて、ソフトの中で仮想的に複数の画面を使うことができる。
レイヤー機能を使うと、アニメと同じように背景と人物を別々のレイヤーに描いて、重ねて1枚の絵にすることができる。あとで人物の位置を動かしても、背景を修正する必要はない。もちろん、背景の写真にタイトル文字を重ねるといった手法も使われている。
CADソフトで図面を描く場合も同じ。1枚目の図面(レイヤー)に機器の形を描いて、2枚目の図面(レイヤー)に寸法を描いておけば、寸法のない図面と寸法入りの図面、両方を見たり印刷したりできる。
グラフィックソフトでもCADソフトでも、2枚だけでなく必要に応じて何層ものレイヤーを使うことができる。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































