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【リテール品】

  • バルク品

 大型パソコン店やマニアックなパソコン専門店へ行くと、いろいろなパソコンの部品を売っている。最近は、これらの部品を組み合わせて自作パソコンを作るのも人気だ。

 で、こうした部品をよく見ると、きちんと箱に入ったものと、ビニールでくるんだだけのものがある。結論的にいえば、箱に入った方がリテール品で、ビニールだけの方をバルク品という。

 正確には、リテール品は部品単位で小売りするために部品メーカーから出荷された正規の商品だ。そのため、メーカーの名前の入ったパッケージ(箱)に入っているし、説明書や保証書も付いている。

 一方のバルク品は、本来は小売り用として出荷されたものではない。それが、なぜパソコン店でバラ売りされるかというと、たとえば次のようなケースが考えられる。

 あるパソコンメーカーが、自社製品に組み込むために大量に仕入れた部品が余ってしまった。あるいは部品メーカーが、パソコンメーカーに納品するために量産したのに、それがキャンセルになってしまった。

 そこで、余ったりキャンセルになった部品が市販ルートに横流しされる。どちらの場合も、本来はパソコンに組み込まれた状態で出回るはずの部品なので、ひとつひとつ箱に入っていない。説明書も保証書も付いてない。

 ほかにも、バルク品が出回る理由はいくつか考えられる。しかし、いずれにしてもメーカー保証はない。その分、リテール品より安い。ただし普通は、一定期間は販売店が保証してくれることが多い。初期不良だった場合のみ、一週間以内なら交換してくれる、とか。

 性能的には、普通はリテール品と変わらないはず。ただし、正式発売前にフライング的に発売されたものは、開発段階の試作品で性能にバラツキがある可能性もある。特定のパソコン用に作られた部品は、そのパソコンに合わせて少し機能を変えてあるかもしれない。

 バルク品が店頭に並んでいるということは、それを買って使っている人がいるということ。しかし買うときは、上記のようなリスクがあることを納得済みで手を出そう。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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