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【リッピング】

  • リッパー

 一般的には、音楽CDから曲データを取り出してパソコン用のデータにすることをリッピングという。そして、リッピングを行うソフトをリッパーという。リッピング(ripping)のリップ(rip)は「引き裂く」とか「はぎ取る」といった意味。

 リッピングという言葉が最も使われるのは、音楽CDからMP3のデータを作るときだと思う。今は、MP3の専用ソフトを使うと、音楽CDに記録されている曲が一気にMP3のデータになる。

 しかし実際には、まずCDから音楽データを取り出してパソコン用のデータ(ウィンドウズの場合はwavファイル)にする。次に、それをMP3に変換(圧縮、エンコード)するという2段階の作業が行われている。以前は、それぞれ別のソフト(リッパーとエンコーダー)を使って自分で作業するのが普通だった。

 で、前半の、音楽データを取り出してパソコンで扱えるファイルにする作業がリッピング。取り出すことを「吸い出す」とか「吸い取る」ということもある。音楽CDは、CD-ROMなどパソコン用のメディアとはデータの記録方法が違う。全体が一連のデータとして記録されているので、そのままでは曲ごとに保存できない。

 リッピングして取り出したwavファイルは、そのままでも再生できる。CD-Rなどに保存することもできる。しかし、音楽CDと同程度の音質だと、1分につき約10MBという大容量のデータになっている。そのため普通は、MP3などにして容量を減らすわけだ。

 なお最近は、DVDに記録されているデータをパソコン用のデータとして取り出すこともリッピングと呼ぶようになってきた。しかし普通は、DVDビデオなどの映像は、著作権を守るために取り出せないようになっている。うっかり違法行為をしないように気をつけよう。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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