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【ラスタライズ】

 パソコン内の文字や画像のデータを、画面表示用のデータや印刷用のデータに変換すること。

 たとえば文字。パソコンの中で日本語の文字は、4桁の数字(一部、アルファベット)として記録されている。そして、文字の形のデータは別に用意されていて、必要に応じて文字の形をした絵というか図形を作って画面に表示したり印刷したりする。

 ワープロソフトの入力画面では普通、10ポイントから12ポイントくらいの文字が使われている。この大きさだと、明朝体もゴシック体も区別がつきにくい。しかし、文字サイズを大きくすると、はっきり識別できるようになる。あるいは印刷しても、それぞれ明らかに異なった書体で印刷される。

 ここで、パソコンの画面は光の点で、印刷された文字はインクやトナーの点で表現されていることを思い出してほしい。人間は文字として認識しているけど、どちらも白地に黒の点で描かれた図形だ。

 画面の解像度と文字の大きさ、あるいはプリンタの解像度に合わせて、適切な図形データを作るのがラスタライズという作業。もちろん人間がやるわけではなく、必要に応じてパソコンやプリンタが自動的にやってくれる。

 文字だけでなく、ワープロソフトやグラフィックソフトの作図機能で描かれた円や四角形などの図形も、パソコンの中では数値データとして保存されている。たとえば、直径30ミリの正円で線の太さは0.5ミリ、円の中は白といった感じだ。それを画面に表示したり印刷するとき、はじめてそのデータを画像にする。この作業もラスタライズという。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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