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【ライフログ】

 ライフ(life)は「人生」、ログ(log)は「記録」という意味。で、そのまま、人生を記録するのがライフログだ。

 以前は、自分が何をしたか記録に残すには紙の手帳や日記を使うしかなかった。最近は、ブログや SNS の日記機能などで自分の行動記録を比較的簡単に残せるようになっている。

 あるいは、電子メールの送受信記録も残るし、携帯電話の発着信記録もある程度は残る。GPS 機能を使って、自分が移動した記録を保存することも可能だ。

 さらに、自分がパソコンでどのサイトを見たか、パソコンでどんな操作をしたか記録しておくこともできる。気をつけたいのは、会社で一般社員が知らないうちに、誰がどんなサイトを見たか記録しているケースがある。自宅のパソコンからネット接続した記録も、掲示板に犯罪予告を書き込んだような場合、プロバイダーに残っている通信記録から個人を特定できる。

 要するに今は、IT 技術を使うと自分が過去に何をしたか、とても多くのことを記録に残せる。これを、積極的にいい意味で活用しようというのがライフログの考え方。

 たとえば、仕事のほとんどをオフィスのパソコンで行っている人は、パソコンの操作記録が自動的に残るようになれば過去に自分が何をしたか思えている必要がなくなる。あるいは何か問題が起きたとき、過去の記録をたどれば原因を探すことができる。

 狭い意味では、このようにパソコンや携帯電話などの IT機器の使用記録を残すことをライフログという。広い意味では、1人の人間の人生全体をデータとして記録する構想をライフログという。

 それには、その人が見たり経験したことを映像に残す必要があるだろう。そのため、スパイ映画のようにメガネ型の小型カメラで映像を記録し続ける時代が来るかもしれない。

 ただし、撮られる相手は記録されていることを意識していない。だからプライバシーの問題などが出てくる。そもそも、記録していた個人のデータが流出したり悪用されたらどうなるか。便利さの反面も、考えていく必要がある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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