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【ユーエスビー】

  • USB
  • ユニバーサル・シリアル・バス

 パソコンなどに周辺機器を接続することを主な目的としたデータ転送とコネクターの規格。USB は Universal Serial Bus(ユニバーサル・シリアル・バス)の略で、「ユーエスビー」と呼ばれている。

 最初の規格、USB 1.0 が発行されたのが 1996年1月で、1998年9月には USB 1.1 が登場した。このころからパソコン側の対応が進み、その後、長く標準的なコネクターとして利用されてきた。

 USB 1.0/1.1 の通信速度は 1.5Mbps と 12Mbps。そして、1.5Mbps を LSモード(Low Speed モード)、12Mbps を FSモード(Full Speed モード)という。LSモードはかなり低速だけど、これはマウスやキーボードといった機器の使用を想定したものだった。

 2000年4月に USB 2.0 が登場し、通信速度が 480Mbps に上がった。そして、外付けHDD(ハードディスク)や光学ドライブも USB接続が増えてきて、IEEE1394 など他の接続方式は減っていった。

 2008年11月には 5Gbps の USB 3.0 が発行され、さらに 2013年8月には 10 Gbps の USB 3.1 が登場。当初は低速機器用とされた USB が、今では高速データ転送の規格へと変貌している。

 USB の特徴として当初注目されたのが、以前はバラバラだった周辺機器の接続規格を統一できること。そして、USBハブを使って最大127台の機器を接続できることだった。また、電源の入ったパソコンに USB で機器をつなぐと自動的に認識され、電源が入った状態で外すことができる。これはホットスワッピングと呼ばれ、当時は画期的だった。

 なお、USB の規格は基本的に互換性が保たれてきた。そのため、USB 2.0 対応のケーブルで USB 1.0/1.1 の機器を使うことも、USB 3.0/3.1 のケーブルで USB 1.0/1.1/2.0 の機器を使うことも可能。ただし、通信速度は遅い方の規格になる。また、USB 3.0 からコネクターが変わり、信号線が 4本から 9本に増えた。そのため、USB 2.0 対応のケーブルで USB 3.0/3.1 の機器を使うことはできない。

 コネクターの形状は、パソコン側が USBタイプA と呼ばれる長方形、機器側が USBタイプB と呼ばれる正方形に統一されてきた。しかし、2014年8月に USBタイプC と呼ばれる新しい形状が追加されて、これは従来のコネクターと互換性がない。

 また、ゲーム機やスマートフォンでも USB が使われるようになって、これらの機器に合わせた小型の USBコネクターも作られている。具体的には、ミニUSB やマイクロUSB といった規格がある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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