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【ユビキタス特区】

 日本の ICT の国際的な競争力を高めるために、その研究と実験の場として総務省が認定した特別な地域。ICT は、別のページでも説明しているように情報通信技術のこと。一般に IT と呼ばれているものと同じだ。

 ユビキタスは、ユビキタス・コンピューティングのページで説明しているように、「同時に、いたるところに存在する」といった意味。で、ユビキタス・コンピューティングというと、「いたるところにコンピュータ的なものがある」といった意味になる。

 特区は、特別な区域のこと。通常、電波利用などに関する法律は全国一律で施行される。しかし、特別な目的のために一部の地域だけで有効な条例を制定するケースがある。このようにして定められた特別な地域が特区で、ユビキタス特区の場合は市町村単位が基本になる。

 ユビキタス特区は、具体的には次世代携帯電話や通信と放送の融合といった情報通信技術に基づく各種サービスの開発や実証実験を行うための特別な区域になる。ユビキタス特区に選ばれた地域では、電波の利用条件が緩和されたりする。そして、そこで培われた技術を世界に通じる「新たなモデル」にすることを目指している。

 具体的には、2007年9月から10月に第一次の募集が行われ、2008年1月に国による予算支援を予定するプロジェクトが7件、国による予算支援を予定しないプロジェクトが15件、決定された。その後も、第二次の選定が行われている。

 第一次では、世界市場に対応できる携帯電話端末の開発、次世代ワンセグ放送の実証、ICTを活用した観光や物流の実証、ITS関連のプロジェクトなどが決定されている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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