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【ユビキタス・コンピューティング】

 ユビキタス(ubiquitous)は、「同時に、いたるところに存在する」といった意味。で、ユビキタス・コンピューティングというと、「いたるところにコンピュータ的なものがある」といった意味。

 今は、ほとんどの家電製品にマイコン(マイクロコンピュータ)が組み込まれていてソフトウェアで動いている。たとえば炊飯器も、ボタンを押すだけで数種類のご飯を炊き分ける。これは、炊飯器の中に必要なプログラムが入っていて加熱時間などを制御しているためだ。もちろん車や電子機器にも、同様にマイコンとプログラムが組み込まれている。

 ただし従来は、それぞれが個別に仕事をしてきた。それが最近、各機器がネットワーク化して(つながって)情報交換できる方向に進化している。たとえば、携帯電話で自宅のエアコンを操作したり、ビデオの録画予約ができるのも、その一例だ。あるいは、冷蔵庫のビールが少なくなると自動的に酒屋さんに連絡が届くといったアイデアもある。

 こうした状況が進んで、身の回りの機器が連係して人間の生活を便利にしてくれること、そうしたことが実現した状態が、本当のユビキタス・コンピューティングということになる。

 ただし最近は、もっと狭い意味でユビキタス・コンピューティングというケースも増えている。たとえば、「どこでもパソコン、PDA、携帯電話などを使ってインターネットに接続したり、情報交換できる」くらいの意味で「ユビキタスの実現」なんていうことがある。

 ノートパソコンにPHSや携帯電話をつないでインターネットに接続することは以前からできる。また、街中に無線LAN のアクセスポイントをたくさん設置すると、どこでも高速インターネットを利用できるようになる。こうした状況を、ユビキタス・コンピューティングということもある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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