【ホスティング】
企業などが、インターネットのホームページを開設したり電子メールを利用したり、社内ネットワーク(LAN)を構築するために必要な機器を貸すサービス。あるいは、その作業を代行するサービス。
インターネットでホームページを公開するには、ウェブサーバーというコンピュータが必要だ。プロバイダー名が入った電子メールアドレスではなく、自社名の電子メールアドレスが欲しい場合は、メールサーバーが必要になる。そして、これらのサーバーは、インターネットに専用線接続されていないといけない。社内ネットワークを組んでグループウェアを使うような場合も、規模に応じたサーバーが必要になる。
いずれの場合も、運営管理に手間と費用がかかる。こうした費用や人員を確保できる企業はいいけど、そうでない企業も少なくない。また、アウトソーシングといって、こうした間接業務は外部委託するのが時流だ。そうした企業に、必要なサーバーを用意して貸すサービスがあって、これをホスティングと呼んでいる。
貸すといっても、ユーザー企業の社内に持ち込むのではなく、サーバーなどの機器はホスティング業者の手元に置かれて管理される。
方式としては、その企業専用のサーバーを用意するタイプと、大きなコンピュータを分割して複数の企業が共同で利用するタイプがある。どちらのタイプでも、運用管理などはサービス提供業者がやってくれる。これとは別に、企業側でサーバーを用意して、それを預かるサービスもある。これは、ハウジングと呼ばれている。
ホームページで公開するコンテンツ(情報、データ)などは、サービスを利用する企業が用意するのが基本だけど、情報制作を代行してくれる業者もある。また普通は、不正アクセスに対するセキュリティ管理といったサービスにも対応している。
なお、ホスティングの中でも、主に個人ユーザーや小規模事業向けにサーバーを貸し出すサービスを、レンタルサーバーと呼ぶことがある。ただし一般的には、ホスティングとレンタルサーバーを区別しないことも多い。
一方、膨大なデータを抱える企業のために、非常に信頼性の高い巨大な設備でデータを預かるサービスもある。この、設備はデータセンターと呼ばれている。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































