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【ペン入力】

 パソコンが開発された当初から、「キーボードによる文字入力は面倒くさい、将来は手書きで文字を入力できるようになる」と言われてきた。そして、それを実現するための技術や製品が数多く開発されてきた。

 こうした技術や製品で手書き入力するとき、ほとんどの機種がスタイラスペンと呼ばれる専用のペンを使う。そして、こうした技術のことを一般にペン入力と呼んでいる。

 具体的には、液晶画面上の特定の枠の中に専用ペンで文字を書き込んで認識させる PDA、ペン操作に対応したタブレットPC、マウスの代わりにポインタを動かして特に絵を描くとき便利なタブレットなどがある。また、最近のウィンドウズにも手書き入力の機能が装備されている。

 このほか、普通の紙を置いてメモをとると、そのときのペンの動きをデータとして認識し、筆跡もそのままに文字やイラストを保存できる専用機器も開発されている。ただしこの場合、文字はテキストデータではなく文字のカタチをした画像データになる。

 しかし、どれも普及率は低い。手書き認識機能を搭載した PDA は、一時は人気があったものの、最近は小型キーボードを装備した機種の方が目立つ。というより、PDA 自体の数が減っている。

 グラフィックソフトに対応したタブレットには一定の需要があると思われる。しかし、手書き文字を認識させるためのペン入力機能は、今後も需要があるか微妙なところ。

 当初は、キーボード操作に慣れていない人がペン入力を切望したものの、今は多くの人がキーボード操作を習得しているし、大量の文字を入力するときはキーボードの方が楽だ。また、技術の進歩もあって、携帯電話でも文字入力の効率が良くなっている。そして何より、急いでメモを取るような場合は、今でも紙に手書きの方が速いし自由度が高い。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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