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【ベールビュー液晶】

 昔の液晶パネルは視野角が狭かった。つまり、真正面では美しい画面が見えるものの、左右に移動したり、上下から見ると極端に変色した暗い画面になったりしたものだ。

 それがどんどん改良されて、今では液晶テレビの画面をかなり横からのぞき込んでも美しい映像が見えるようになっている。

 一方、それでは困ることもある。たとえば、外でノートパソコンを使うとき。隣にいる人から画面をのぞき込まれたくない。携帯電話の画面も同様で、傍にいる人にメールを読まれたくない。

 そこで開発されたのがベールビュー液晶だ。通常は視野角が広いけど、必要に応じて視野角を狭くして、のぞき見を防止できる。

 原理としては、通常の液晶パネルの前にスイッチ液晶と呼ばれる画面を置いている。そして、視野角を狭めるときはスイッチ液晶の中の液晶の向きを変えて左右に進む光を制限する。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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