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【ベイジアンネットワーク】

 明確な要素だけでなく不確実な要素まで含めて、ある事柄が起こる可能性を割り出すベイズ確率という確率論がある。また、この理論を使って確率を割り出すことをベイズ推定という。

 そして、このベイズ確率やベイズ推定を実際に活用する、ひとつの方法がベイジアンネットワークだ。ベイジアンネットワークでは、ある事象と別の事象を矢印で結んで関連性を表わしていく。つまり、事象同士のネットワークを図式化していく。

 ベイジアンネットワークは、IT系だけでなく、さまざまな分野で使用されてきた。たとえば医療分野では、健康診断の結果から疑わしい病気を推定することに利用できる。あるいは、室内の人間行動から事故を予測して予防するといったことにも応用できる。

 ITの分野では、複雑なシステムの故障や障害の診断に使われた例がある。あるいは、あるソフトウェアを使うときのユーザーの行動を分析して、そのソフトの操作性を高めるといった利用法もある。

 インターネット関連では、検索結果の順位付けや、閲覧したページや情報からユーザーが何に関心があるか分析してネットショップでおすすめ商品を紹介するといった応用例がある。もちろん、こうしたユーザーや消費者の行動分析は、一般的な広告やマーケティングの分野でも有効だ。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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