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【プライベート・クラウド】

 プライベート・クラウドを知る前に、クラウド・コンピューティングを理解してほしい。

 コンピュータは従来、それぞれのシステムの中にアプリケーションソフトが入っていたり、データを保存したりしていた。今も、個人のパソコンは、この方式が普通だ。

 しかし、主にインターネット回線を通じて、インターネット上のどこかにあるソフトを使い、インターネット上のどこかにデータが保存される。使っている人は、それがどこにあるのか把握していないけど、必要なときに必要なモノが使える。という利用法が広まってきた。これが、クラウド・コンピューティングだ。

 とはいえ、インターネットという誰もが使う回線と機器を利用したサービスに、会社の情報を預けることに不安を感じる人も少なくない。そこで大企業を中心に、自社内だけで利用できるクラウド・コンピューティング、あるいはグループ会社や関連会社だけが使えるクラウド・コンピューティングを作ろうという考え方が出てきた。これが、プライベート・クラウドだ。

 社内のユーザーや関連会社の社員が使うアプリケーションソフトやデータを保存するストレージなどは、本社のコンピュータ室やデータセンターなどに置いてある。インターネット上の"どこか"ではなく、会社が管理している範囲内にあるので安心感が高い。一方、それを使う人は、どこにあるのか意識する必要ないので、クラウド・コンピューティングの利便性もある。

 なお、こうしたプライベート・クラウドの登場によって、従来のインターネット上のソフトやストレージを使うクラウド・コンピューティングをパブリック・クラウドと呼ぶケースも出てきた。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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