【ブロードキャスト】
- 一斉同報通信
コンピュータ・ネットワーク(LAN)で、相手を特定しないで、すべての機器に同じデータを送ること。ネットワーク全体を表す特殊なアドレスを指定してデータを発信する。
ブロード(broad)は「広い」という意味で、キャスト(cast)は「投げる」という意味。つまり、広くデータを投げる(送信する)ということだ。そして、この機能を日本語で、一斉同報通信ということもある。
なお、コンピュータや情報通信以外の世界でブロードキャストというと、テレビやラジオなどの放送を意味するのが普通だ。
通信方式としては、現在、一般のLANでもインターネットでも標準的な技術として広く普及している TCP/IPという通信プロトコルを使うことが多い。また、LANケーブルを中継するハブと呼ばれる機器は、すべての機器に単純にデータを送信するリピーターハブでいい。
ブロードキャストはシンプルな通信方法で、一見、便利なように見える。通信量が少ない小規模のネットワークならいいかも知れない。だけど、関係ない機器まで情報を受け取って、それが自分に必要な情報か判断しないといけない。そのため、機器の負担がムダに増えるので、最近はあまり歓迎されていない。
ブロードキャストのほかに、特定の機器に対してデータを送るユニキャストや、指定した複数の機器に対してデータを送るマルチキャストといった通信方法もある。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































