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【ブラウザークラッシャー】

  • ブラクラ

 インターネットに仕掛けられた悪質なイタズラのひとつ。ブラウザークラッシャーを略してブラクラという。

 ブラウザーは、ホームページを見るためのソフト。インターネット・エクスプローラやネットスケープ・ナビゲーターといった種類がある。で、これらのブラウザーをクラッシュさせる仕掛けがブラクラだ。

 クラッシュは、crash と crush で少し意味が違うけど、英語では crusher の方が使用頻度が高いようだ。ちなみに crash は「ガラガラと大きな音をたてる」とか「衝突」といった意味。crush は「押しつぶす」とか「壊滅させる」といった意味。

 よくある例としては、インターネット上の電子掲示板などに「面白いホームページを見つけました」なんて書き込みがあって、その下のURLをクリックするとブラクラが仕掛けられたホームページへ行ってしまう。もちろん、ホームページや電子メールに埋め込まれたリンクでもブラクラが仕掛けられたページへ飛ぶ可能性がある。

 で、そうしたページへ行くとどうなるか。典型的な被害は、ブラウザーの画面や電子メールの作成画面が数え切れないほど開き続けるというもの。あるいは、ものすごく分割された(フレームが切られた)画面が出るとか、空のフロッピーディスク・ドライブから何か読み出そうとしてパソコンがガタガタいい続けるとか。さらに、ウィンドウズにダメージを与えるような命令が隠されていることもある。

 こうした現象が起きるのは、そのホームページのデータ(HTMLファイル)に、そうした命令が組み込まれているため。自分のパソコン側の問題ではない。

 とはいえ、いずれの場合も最後には、ブラウザーというよりパソコンあるいは基本ソフト(ウィンドウズやマックOS)が対応しきれなくなって止まる(フリーズする)ことが多い。あとは、強制終了させて再起動するしかない。もし、途中で止めることができたらラッキーだ。

 こうした被害を避けるには、怪しいホームページは開かないのが一番。ホームページを開く前に、そのページのHTMLを確認する方法もあるけど、普通のパソコンユーザーにはちょっと難しい。

 また、ほとんど場合は再起動すればパソコンが生き返る。ただし、間違っても、また同じホームページを開いたりしないように。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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