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【フォークソノミー】

 インターネット上に公開されているウェブサイトや画像データなどに、それを見た人たちが自由にタグを付けて分類したり検索できるようにすること。

 フォーク(folk)は「人々」といった意味で、ソノミーは「分類学」という意味の taxonomy(タクソノミー)の一部。この2つの単語を組み合わせて、フォークソノミーという造語が使われている。

 インターネット上のサイトやデータの分類・検索方法は、人間が手作業で整理するディレクトリ型と、自動的にデータを収集して検索するロボット型がある。今は圧倒的にロボット型の利用率が高くて、一般ユーザーが検索結果をコントロールすることはできない。

 これに対してフォークソノミーは、自分の判断や好みで自由にタグと呼ばれる情報(単語)を付加して分類できる。そして、そのタグで検索するすることが可能だ。

 もちろん、誰でもこのタグ付けに参加できる。そのため、多くの人が同じ単語でタグ付けすれば、そのサイトやデータは、より検索されやすくなる。その結果、ますます注目されて閲覧者が増えていく。

 一般ユーザーが自由にタグを付けられるので、中には不適切な言葉や意味不明な言葉が含まれることがあるかもしれない。しかし、不適切なものは自然淘汰されるだろうし、あまり一般的でない言葉でも多くの人が共感すればそれが定着していく。

 不特定多数の一般ユーザーによる活動なので、体系的な分類にならないとか偏りが生じると指摘する声もある。一方で、継続的にたくさんの人が参加するから自然な分類ができるという意見もある。

 フォークソノミーの活用例として、タグとなっている言葉の大きさでサイトやデータの人気や重要性を表現するタグクラウドがある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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