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【フォトCD】

  • PRO Photo CD
  • Photo CD
  • プロフォトCD

 フォトCD(Photo CD)は、一般的な感覚からすると、ふたつの意味がある。まず、自分で撮った写真をCDに書き込んでもらうサービス。あるいは、書き込んでもらったCDのこと。

 もうひとつ、CD-ROM版の写真集がパソコン店で販売されていて、これも以前はフォトCDと呼ばれていた。こっちは、プロが撮影した写真をパソコンなどの画面で楽しむもの。

 自分で撮った写真をフォトCDにするときは、コダック系の写真店にフィルムを持ち込んで注文する。フィルムは、ネガでもポジ(スライド)でもいいし、現像前でも現像済みでもいい。

 フォトCDは、フィルムを専用のスキャナで読み取って、それをフォトCDという特殊な規格のCDに記録するサービスだ。自分で写真をスキャナで読み取って、CD-Rなどに焼いても写真を記録することはできる。しかし、機器の値段や手間を考えるとフォトCDの方が手軽だと思う。

 フォトCDを利用すれば、デジタルカメラやスキャナがなくても写真をパソコンに取り込んで、ホームページに載せたり、電子メールで送ったり、自分で印刷したりできるようになる。

 ただし、フォトCDに記録された写真をパソコンで開くには、フォトCDに対応したグラフィックソフトが必要だ。市販のフォトCD(CD-ROM写真集)には、写真を見るためのビューワーソフトが入っている。

 写真をフォトCDに書き込んでもらうと、写真1枚につき5種類の大きさで記録される。具体的には、192×128ドット、384×256ドット、768×512ドット、1536×1024ドット、3072×2048ドットという大きさだ。

 192×128ドットと384×256ドットは、どんな写真か確認する程度の目的に使う。普通のパソコンで見るなら768×512ドットがいいだろう。印刷するときは1536×1024ドットや3072×2048ドットの画像を使うといい。3072×2048ドットは、500万画素クラスのデジタルカメラで撮った写真より大きい。

 プロフォトCD(PRO Photo CD)は、さらに大きな6144×4096ドットというサイズで記録される。これは、雑誌や広告の印刷にも対応できる業務用のサービスだ。その分、値段も高い。ただし、中判(ブローニー判)や大判(4×5)にも対応している。

 このほか、やはりコダック系でもっと手軽なピクチャーCDというサービスもある。また、富士写真フイルムは「フジカラーCD」、コニカは「CD-R書き込みサービス」という名称で同じようなサービスを行っている。ただしこれらは、CD-RにJPEG形式で写真を記録するもの。フォトCDとは方式が異なる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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