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【ファイル交換ソフト】

 インターネットを通じて、一般のユーザー同士で音楽データ(MP3ファイル)などを交換できるソフト。

 最初に注目されたのは、ナップスター(Napster)というもの。このソフトを入手して、自分が持っているMP3ファイルの中から公開してもいいと思うものを選んでインターネットに接続する。すると、ナップスターの管理サーバーに、あなたが公開しているファイルが登録される。

 同様に、ほかのユーザーもMP3ファイルを公開している。それを検索して、欲しい音楽があったらインターネットを通じて入手(交換)できた。

 さらに強力なソフトとして登場したのが、グヌーテラ(Gnutella)というもの。こちらも同様に、インターネットを通じて他人の持っているファイルを入手できる。自分の持っているファイルを公開することもできる。

 グヌーテラだと、音楽(MP3ファイル)だけでなく画像などのデータも交換可能だった。また、管理サーバーを使わずに、そのときインターネットに接続しているユーザー同士で直接、データの交換ができる。インターネットを通じてパソコンとパソコンが直接、データをやり取りするので、この状態をピアツーピアということもある。

 なお、念のために書いておくと、ナップスターもグヌーテラもインターネット上で公開されたもので、市販ソフトになっていないので買って使うことはできない。また、他にも同様のソフトが次々と開発されている。たとえば日本では、Winny や WinMX というソフトが普及した。

 ユーザーからすると、とても便利でありがたいソフトだけど問題も大きい。最大の問題は、こうして交換されている音楽データの多くが、著作権者に無断で交換されていること。つまり、音楽の代金がアーチストや音楽会社に払われないまま、どんどんコピーされていく。すると、音楽を作って売るというビジネスが成立しなくなってしまう。

 そのため、ナップスターは著作権関連の問題で無料サービスの停止に追い込まれ、現在は有料サービスとして復活している。しかし、その間に別のファイル交換サービスに利用者が流れた。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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