用語解説辞典

用語解説辞典 知りたい用語はここで検索

用語解説辞典トップに戻る

【パーミッション・マーケティング】

 顧客の許可をもらって提供する販売促進活動。パーミッション(permission)は、「許可」とか「許容」という意味。

 インターネットの迷惑行為のひとつに、迷惑メール(スパム)がある。これは、宣伝や勧誘の電子メールが一方的に送られてくるもの。

 一度、こうしたメールが届くようになると、増えることはあっても減ることはまずない。しかも、大部分は興味のない内容なので、受け取った側は非常に気分が悪い。これでは、かえって企業や商品のイメージを落とす。

 そこで、顧客の許可をもらって、許容された範囲の内容だけ電子メールで情報を送る手法が考えられた。これが、典型的なパーミッション・マーケティングである。そして、このようなメールをオプトインメールという。

 たとえば、フリーソフトをダウンロードするとき、あるいはソフトのユーザー登録をするとき、そのソフトに関する情報を送っていいか、その他のソフトの情報を送っていいかユーザーの意思を確認する。そして、ユーザーの同意があれば、電子メールで定期的に情報を送る。これによって、そのソフトを継続的に使ってもらったり、新しいソフトのユーザーになってもう可能性が高まる。

 あるいは、無料のインターネット・サービスに登録するとき、趣味などのアンケートに答えてもらう。そして、それに関する情報を提供していいか確認する。これなら、パソコンが好きな人にはパソコン関連の、スポーツが好きな人にはスポーツ関連の情報が届く。

 つまり、ユーザー自身に関心がある情報が送られてくるので、迷惑がられることがない。むしろ、喜ばれる。

 ただし、本当のパーミッション・マーケティングは、最初に登録しもらって終わりではないと言われる。継続的にユーザーと良好な関係を保ち、ユーザーからの反応も捉えて、より深い付き合いと信頼関係を築いていくことが大切だとされている。

はの一覧に戻る

用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

page top