【パワーユニット】
- 電源ユニット
通常はコンピュータの中にあって、そのコンピュータを動かすために必要な電気を供給している装置。電源ユニットということが多いけど、元の英語のままパワーユニット(Power Unit)と呼ぶこともある。
デスクトップパソコンの背面を見ると、電源コードのさし込み口があって、その脇に中の空気を逃がすためのファン(小型扇風機)がある。この部分が電源ユニットで、パソコンを開けると金属の箱状になっている。
日本の家庭やオフィスには、普通、交流100V(ボルト)の電気が供給されている。一方、パソコンの内部では直流3.3V、5V、12Vの電気が使われている。このため、電流を変換するのが電源ユニットの主な役割だ。
メーカー製のデスクトップパソコンを使っている場合は、その機種にあった電源ユニットが組み込まれているので気にする必要はまずない。ノートパソコンの場合も、その機種にあったACアダプターを使うので気にする必要はない。
電源ユニットの性能が気になるのは、自作パソコンを作るとき。といっても普通は、ケース(パソコンの外箱)を買うと電源ユニットも付いている。そして、ほとんの場合、そのまま問題なく使える。
ただし、電源ユニットも少しずつ進化している。以前は ATX 2.01 という規格が主流だったけど、その後 ATX 2.03 という規格に変わってきた。また、供給できる電気の量も増えている。マザーボードや内蔵する部品との兼ね合いもあるので、古いケースに最新の部品や基本ソフトを組み込むときは注意が必要だ。
自作用の部品を扱っているパソコン店で、電源ユニットを単体の部品として売っていることもある。そのため、古いケースの電源ユニットを外して、最新のものに付け替えるといったことも可能だ。
なお、電源ユニットの背面に赤い切り替えスイッチがある。自作用のケースだけでなく、メーカー製のパソコンにも同様のスイッチが付いていることがある。日本の家庭やオフィスで使うときは、このスイッチを必ず「115V」にしておく。スイッチがない場合、それが日本国内向けのパソコンなら気にしなくていい。
海外では、電圧が 200〜230V の国が多い。こうした国では「230V」にして使う。しかし日本では、普通は 100Vなので 115Vで使う。少し誤差があるけど、この差は問題ない。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































