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【バックドア】

  • 裏口

 ハッカー(クラッカー)が、あるコンピュータ・システムへの不正アクセスに成功すると、次回からは簡単にアクセスできるように自分専用の入り口(アクセス方法)を設定することがある。これを一般に、バックドアとか裏口と呼んでいる。

 最初に不正アクセスするときは、ユーザーIDとパスワードを盗んだり類推したり、インターネット側から接続可能になっているポート(接続口)を探したり、セキュリティホールを突いたり、いろいろな方法で不正アクセスを試みる。で、成功すると、次からは簡単に不正アクセスできるように、こっそり仕掛けをしておく。

 この仕掛けが、実際のバックドア(裏口)になる。不正な進入経路ではあるけど、実体は、それを実現するためのプログラムだったり、特殊なユーザーIDとパスワードだったりする。

 こうしたバックドアの存在に気づかず放置していると、勝手にコンピュータ・システムに出入りされて大事なデータを盗まれたり改ざんされたりする危険性が高い。さらに、別のコンピュータ・システムへ不正アクセスするための踏み台にされたり、別のコンピュータ・システムへの攻撃拠点として悪用さることもある(DDoS攻撃を参照)。

 そのためシステム管理者は、自分が管理するコンピュータ・システムにバックドアが作られていないか日頃から注意している必要がある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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