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【ハイテク犯罪】

 コンピュータ技術やコンピュータ・ネットワークを悪用した犯罪。ひとくちにハイテク犯罪といっても、つい出来心的なものから国際的かつ組織的なものまで大きな幅がある。

 身近な例から行くと、まずインターネットを使って日本では許可されていない薬品や物品を売買するといったこと。あるいはインターネットに、パソコンやコンサート・チケットなどを売ります、という嘘の表示を出してお金をだまし取る。あるいはワイセツ画像を集めて、ホームページで見せるとか自家製CD-ROMを作って販売するとか。

 こうした犯罪は、誰でも被害者になる可能性があるし、少しパソコンの知識があれば比較的簡単に罪を犯す側になることもできる。

 より専門的なものとしては、企業のコンピュータに不正アクセスして、データを盗み出したり、改ざんしたり、破壊するといったことがある。あるいは、コンピュータウイルスをばらまいてネットワーク機能に被害を与えるとか。

 こうした犯罪は、コンピュータやネットワークに関して、それ相応の知識がないとできない。しかし不正アクセスは、公表されてないだけで実際にはかなり発生しているといわれる。

 より大きなハイテク犯罪としては、国家機関や軍事関連のコンピュータ・システムを攻撃するサイバーテロとか、国際的犯罪組織が麻薬取引の決済や犯罪資金の浄化などに電子マネーを使うといった危険性も指摘されている。

 日本でも最近は、関連法案が整備されたり、警察が専門の部署を設置したり、ハイテク犯罪への対応が進められている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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