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【トーン】

  • アナログ回線
  • ダイヤル回線
  • パルス
  • プッシュ回線

 技術的な定義はさておき、一般ユーザーの感覚からすると、家庭などで普通に使われてきた電話回線がアナログ回線、インターネットの普及とともに注目を集めた ISDN がデジタル回線だと思っていい。

 アナログ回線には、ダイヤル回線とプッシュ回線の 2種類がある。昔なつかしいダイヤル式の電話機、あるいは電話機はボタン式でもボタンを押した後でジジジッと音がするのはダイヤル回線。

 これに対して、ボタン式の電話機が接続されていて、ボタンを押すとピッポッパと音がするのがプッシュ回線。

 かつてダイヤルアップ接続によるインターネット利用が一般的だったころは、こうした電話回線の種類によって設定の調整が必要だった。アナログ回線で接続する場合、モデムという機器を介してデータの送受信を行う。ダイヤル回線でもプッシュ回線でも同じモデムでいい。

 ただし通信ソフトの設定で、ダイヤル回線かプッシュ回線か指定する必要があった。しかも、呼び方が違うからややこしい。ダイヤル回線の場合は「パルス」を選ぶ。プッシュ回線の場合は「トーン」だ。

 デジタル回線、つまり ISDN を利用する場合は、TA(ターミナルアダプター)や DSU という機器が必要になる。そして一般の電話機やファクス機は TA に接続する。インターネット接続の場合、パソコンと TA を直接接続することもできるし、アナログ回線用のモデムを介して接続することもできる。ただし、モデムを介すと通信速度が遅くなるので、特に理由がなければパソコンと TA を直接つなぐ。


 以上、整理すると次のとおり。等幅フォントで見てほしい。


 ●アナログ回線 --- ダイヤル回線 = パルス(モデムで接続)
          |
          └- プッシュ回線 = トーン(モデムで接続)


 ●デジタル回線 --- ISDN回線 = 設定が必要ならトーンに
                 (TA等で接続)

 その後、ADSL という通信サービスの人気が高まった。このサービスを利用すると、アナログ回線で従来よりはるかに高速なインターネット接続ができる。ISDN回線では利用できない。

 このほか今は、声をデータとして送る IP電話や、光回線で利用できるひかり電話といった電話サービスも普及している。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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