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【データ通信】

 電話は、声を伝えることができる。周囲で音がすると、それも伝わる。「音」と「声」を伝えることができるから、これを「音声通信」という。

 一方、電話回線や携帯電話などでインターネットに接続すると、電話の回線を通じて文字データや画像データを送受信することができる。だから、これを「データ通信」という。音が出るホームページもあるけど、この場合も音のデータが送られてきているわけで普通の通話とは方式が違う。

 以前は、「携帯電話やPHSでデータ通信」といった広告が目立った。この場合も、本来は音声を伝える携帯電話やPHSでパソコンなどのデータを送受信できることをアピールしていた。

 しかしデータ通信は、もともと企業や大学などで遠く離れたコンピュータ同士でデータをやり取りするために発達してきたもの。通信回線も一般の電話回線(アナログ回線)や携帯電話ではなく、いろいろな種類の専用回線が使われてきた。

 最近は、インターネットを使って多種多様なデータを送受信できるようになっている。また、送受信されるデータ量も飛躍的に伸びている。そのため、多彩なデータ通信サービスが提供されている。

 たとえば、インターネット回線で音声電話を実現している IP電話もデータ通信の一種だし、インターネットで仮想的な専用回線サービスを提供する VPN もデータ通信の一例といえる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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