【デジタル・デバイド】
パソコンやインターネットといったデジタル技術を使いこなせるか使いこなせないか、あるいは普及しているか普及していないか、そういった違いによって生活の質に大きな差が生まれる問題。
デバイド(divide)は「分割する」とか「分類する」といった意味。デジタル技術によって、人間や社会が2種類に分類されてしまうということ。
たとえば、今の大学生はインターネットが使えないと就職もままならない。社会人でも、電子メールくらい使えないと困ることが多いだろう。こうしたことで、仕事の内容や収入、生活の質に差が生まれてしまう。
また最近は、飛行機のチケットなどをインターネットで予約すると安くなる。銀行のサービスも、窓口に行くよりインターネットを使う方が手数料が安かったり利率がよかったりする。つまり、インターネットを使うほど得をするわけで、使えない人は損をする。
あるいは、インターネットを使える人は有益な情報をたくさん得られるけど、使えない人はどんどん情報から遠ざかっていく。そうすると、ますます格差が広がっていく。
個人間の問題だけでなく、インターネットが普及している国と普及が遅れている国との格差も大きくなる。
このようなデジタル・デバイドが広がると、社会不安が大きくなって治安とか世界平和といった問題にも発展しかねない。そのため各国の政府は、いかにしてデジタル・デバイドを生まないようにするか、つまりパソコンやインターネットを使えない人を減らすか対策を考え始めている。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































