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【ディレクトリ】

  • ツリー構造

 パソコン(ハードディスク)の中には、たくさんのソフト(プログラム)やデータが記録されている。ディレクトリは、これらを上手に管理するための仕組み。ドライブの中で、最上位にあるディレクトリをルートディレクトリといって、その下にあるものをサブディレクトリと呼ぶ。

 ただし最近は、ディレクトリという言葉を使う機会が減っている。MS-DOSやウィンドウズ3.1といった基本ソフトでは必須だったけど、ウィンドウズ95以降はフォルダという方式に変更されている。また、マッキントッシュ(マックOS)は当初からフォルダ方式を使っている。

 しかし今でも、ディレクトリ構造を見ることはできる。ウィンドウズ95とウィンドウズ98の場合は、「スタート」ボタンから「プログラム」→「エクスプローラ」を開いてみよう。ウィンドウズMeやウィンドウズ2000、ウィンドウズXPの場合は「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」の中に「エクスプローラ」がある。

 エクスプローラ画面の左側に、パソコン内のドライブやフォルダ、ファイルがリスト表示されるはずだ。ドライブやフォルダの前の「+」をクリックすると、その中身が表示される。木のように枝分かれしていくため「ツリー構造」とも呼ばれる。で、この階層構造がディレクトリだ。

 そして、たとえば「Cドライブ」の中の「マイドキュメント」の中に、「写真フォルダ」というフォルダを作り、その中に「写真1」というファイルを保存したとしよう。この状態を「C:\マイドキュメント\写真フォルダ\写真1」と表すことがある。これを、パスという。「\」はフォルダの区切りを表す記号。

 これは、写真1というファイルの、パソコン内における住所のようなものと考えるといい。前述の例を当てはめると、Cドライブ県のマイドキュメント市の写真フォルダ町の写真1さん、という感じ。

 これと同じものを、「スタート」→「ファイル前を指定して実行」で使うことがある。たとえば「A:\win98\setup」と入力するようなケース。この場合は、Aドライブ(フロッピーディスク・ドライブ)に入っているフロッピーディスクの中に「win98」というフォルダがあって、その中の「setup」というプログラムを実行しなさい、という意味。

 MS-DOSの時代は、こうしてソフトを起動するのが当たり前だった。そしてこれは、その名残というか生き残りの機能だ。

 さて、今では普通にパソコンを使っている分にはディレクトリを意識する機会はほとんどない。しかしインターネットでは、ときどきディレクトリという言葉を見ることがある。ただし、インターネットの場合は「\」ではなく「/」で階層を区切っている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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