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【ターボキャッシュ】

  • NVIDIA TurboCache
  • TurboCache

 NVIDIA は、ビデオチップ(GPU)の大手メーカー。つまり、パソコンの画面表示を担当する部品を作っている会社だ。NVIDIA 製の GPU を仕入れて、いろいろな部品メーカーがグラフィックボードを製造・販売している。

 パソコンの中には、一般にメモリーと呼ばれる部品が入っている。これは、使用中のソフトやデータを一時的に記録しておく半導体部品で、正確にはメインメモリーという。

 このほかに、画面表示専用のメモリーがあって、こちらはビデオメモリーと呼ばれる。ビデオメモリーは通常、グラフィックボードに直付けされていることが多い。特に最近の 3Dゲームや高性能CG のように複雑な描画を行う場合は、大量のビデオメモリーを必要とする。

 しかし、ビデオメモリーをたくさん載せると、グラフィックボードの値段が高くなってしまう。そこで、パソコンのメインメモリーの一部をビデオメモリーの代わりに使うことで、ビデオメモリーの搭載量を減らし、安価なグラフィックボードを製造する技術が開発された。それが、NVIDIA TurboCache(ターボキャッシュ)である。

 ただし、ビデオメモリーは GPU から超高速でアクセスできる必要がある。パソコンのメインメモリーへアクセスすると時間がかかり、反応が悪くなってしまう。そこで TurboCache では、PCI Express x16 を使うことでアクセス速度の低下を抑えている。

 とはいえ、やはりグラフィックボードに直付けされたビデオメモリーよりは速度が落ちる。それでも、安価な GPU で少ないビデオメモリーでも高性能な CG や 3D画像に対応できるメリットは大きい。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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